祖父の座っていた席の後ろの壁にはカレンダー。後ろが透けるほど薄い乳白色の紙。そっけない数字のわきには、小さく、しかし堂々たる存在感で、旧暦と六曜が書いてある。その中でも目をひいたのが、一粒万倍日。「ひとつぶまんばいび、ひとつぶまんばいび」…
夕方から雨もあがり、あちらこちらにみずたまり。水面は雲の切れ間の青空を映していました。みずたまりは「にわたずみ」とも言うそうです。 にわたずみ にはたづみ 【▼潦】*1 (名) 雨が降って地上にたまったり流れたりする水。 たまっている水も流れている…
佇む
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