まんじゅうはこわい

夢。
 起床して居間に降りた。父と母が並んでお茶を飲んでいる。「おはよう。」ちらっとテーブルの上を見ると美味しそうなお菓子たち。
 所変わって、なんか大学の構内みたいなところ。歩いているとCMの撮影に巻き込まれそうになって走って逃げる。途中で、薄皮饅頭とドラ焼きが山積みになっているのでそれをこそどろしてうちへとさらに走る。ところが道に迷って帰れない。へんてこな商店街の中。お母さんが薄皮饅頭好きなんだから持って帰らなきゃと思いながらさまよい歩く。なんだよ、薄皮饅頭。私そんなの食べたくないし。前回帰省した際「お父さん、福島行ったときはいつも薄皮饅頭買ってきたじゃない、お母さんあれ好きなのよね。」とか聞かされたからだ、たまんない。
 起きてから、父と母が並んでお茶飲むなんてことはもうないんだよなあ。今さらさらさらだけど、お母さんやっぱりさみしいんじゃないのかしら。と思ったりした。早起きの山鳩が私につきあってくれたので、一緒にボーボボッボボーって鳴いた。
 冬にうちに帰る時は、東京で鳩サブレと崎陽軒のシュウマイと名代くずもち、福島で薄皮饅頭買う。熱いお茶を淹れて母親と一緒にぺろりっと全部食べてやる。

 おなかすいた。