行商人

梨を食べていて思い出したこと。
毎年この時期になると、となり町から梨を売り歩いている人が来ていた。
母親が駆け引きしながら、結局は箱で買っていたなあ。
今は、その家には違う人が住んでいるけど、やっぱり来ているのだろうか。
昔ながらの前掛けつけた年配の人だった。

夏には、スイカを山のように積んだ軽トラも道端に止まっていた。
そんな田舎の話。