少し遅い朝。ドア付近に立っている母娘。卒園式なのだろう、ドアが開くたびに日光が二人の靴を照らすものだから、艶ある黒靴がまぶしく光った。あれは本皮かしらエナメルかしらなどど、どうでもいいことを考える。天気は上々、極楽電車。
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